医院名:しがデンタルクリニック 
住所:〒144-0047 東京都大田区萩中1-6-10
TEL:03-6423-8224

虫歯・歯周病治療・予防歯科

虫歯治療

「神経をなるべく残す治療」を大切に

治療しがデンタルクリニックでは、「神経をなるべく残す治療」を大切にしております。

たとえば、虫歯を削って詰め物を使用する際。削る範囲を極力少なくすることで、見た目が良くなるだけでなく、歯の強度を上げることにつながります。
保険診療、自費診療いずれにおいても、常に歯の保存を意識した治療することに注力しております。

常に状況を説明し、コミュニケーションをとりながら診療して参りますのでお気軽にご相談ください。

虫歯の原因

“虫歯菌”とひとくくりにされていますが、実は現在までに10種類ほどの虫歯菌が確認されています。その中でも代表的なのが「ミュータンス菌」です。この名前を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。ミュータンス菌は、虫歯菌の中でも特に強い力を持っています。
ただ、ミュータンス菌がお口に入った(感染した)だけでは虫歯になりません。口腔内の糖分を分解することで粘り気を持ち、歯にくっついてプラーク(歯垢)を形成します。そのプラークは細菌の塊であり、その中に潜むミュータンス菌を始めとする虫歯菌が、糖分をエサにして分解し酸を出します。この酸が、歯を溶かした状態を虫歯と言うのです。

また、以下のようなことが、虫歯リスクを上昇させてしまいます。

  • 正しいブラッシングができていない。
  • 歯ブラシ以外の道具を使っていない
  • ブラッシングの回数が足りない、タイミングが良くない。
  • 食事、間食の回数が多い。
  • 砂糖の摂取量が多い。
  • 唾液の分泌量が少ない。

虫歯の症状

以下のような症状が現れたら、虫歯が進行している可能性が高いと言えます。早期に治療を開始すれば、それだけ治療期間も短くなります。

歯が白く濁っている、茶色っぽい

比較的初期の虫歯に見られる症状です。他の症状が現れる前に受診しましょう。

歯の痛み

ときどき痛む、常時痛む、噛んだときに痛むといったように、痛みにも種類があります。

歯がしみる

冷たいものがしみる、熱いものがしみるなど、しみ方にも種類があります。

歯ぐきの腫れ、痛み

虫歯がかなり進行し、根管から侵入した細菌が根の先で炎症を起こしている可能性があります。また、歯周病などの可能性も考えられます。

歯の黒ずみ

虫歯が進行している可能性があります。また、金属の詰め物などが劣化している可能性も考えられます。

進行度と治療方法

初期のうちは自覚症状が全く現れないこともあります。
痛みをはじめとする症状が現れたときはもちろん、症状がないうちから定期的に歯科医院を受診すること(定期健診)が大切です。
初期の無症状の虫歯でも、歯科医や歯科衛生士なら正確に発見することができます。また、その段階であれば、歯を削ることなく治すことも可能です。
虫歯の進行は、以下のようにC0~C4に分類されます。各段階での主な治療法と併せてご紹介します。

C0

虫歯になる寸前の段階とも言えます。酸によって、歯の表面が溶かされ始めた状態です。唾液やフッ素による再石灰化の働きにより、元の状態に戻すことができます。

C1

虫歯がエナメル質を浸食しているけれど、象牙質には達していない段階です。神経からまだ遠く、痛みなどの症状はありません。
虫歯になっている範囲を削り、詰め物により修復します。状態や患者さんの虫歯リスクによっては、フッ素塗布を行い、丁寧に歯磨きをしていただいて経過観察に留める場合もあります。

C2

虫歯が象牙質を侵食しているけれど、歯髄(神経や血管)には達していない段階です。神経に近づいたため、痛みなどの症状が現れます。冷たいものがしみる場合もあります。
虫歯になっている範囲を削り、詰め物により修復します。

C3

虫歯が歯髄まで達した段階です。
激しい痛みが起こります。また、冷たいものだけでなく、熱いものもしみるようになります。
根管治療(歯髄を取り除き、薬剤を充填して封鎖する治療)を行います。根管治療の後は、審美性・機能性を取り戻すために、被せ物を取り付ける必要があります。

C4

虫歯が重度にまで進行し、歯がほとんど失われ、根っこだけになった段階です。虫歯の進行の、最終段階と言えます。
神経が死に、痛みは感じません。
根管治療で歯の根っこを残せる場合もあります。総合的な判断により、抜歯を行うこともあります。抜歯後は、審美性・機能性を取り戻すために、入れ歯、インプラント、ブリッジなどを検討する必要があります。

Q&A

症状がないうちに虫歯を見つけるには、どうすればいいですか?

たとえ歯科に関する知識を身に着けても、やはり一般の方が初期虫歯を見つけるのは難しいでしょう。もっとも効率的だと考えられるのは、正しくブラッシングを行いながら、定期健診に通う方法です。虫歯になりやすい方なら、少し通う間隔を詰めることで、進行しないうちに発見することができます。
定期健診の際には、ブラッシング指導なども行います。近年は、さまざまなオーラルケアグッズがドラッグストアなどで販売されていますので、使用を考えているものがあれば、そちらもお気軽にお尋ねください。

頭痛が続いているなと思ったら、虫歯でした。関係あるのでしょうか?

痛みは、原因となっている範囲から波及することがあります(放散痛)。頭痛だけでなく、お口の中でも広がります。
患者さんが「この歯が痛いんです」と仰って、見ると実際はその隣の歯が虫歯になっていることは珍しくありません。

虫歯が自然に治ることはあるのでしょうか?

虫歯によって溶け始めたばかりエナメル質が、自然に(唾液の作用による再石灰化)で治ることはあります。フッ素入りの歯磨き剤を使ったり、歯科医院でフッ素塗布を受けることでも、同様に治ることがあります。(これは「自然に」ではありませんが)
ただ、穴が空いてしまった場合には、きちんとした治療が必要になります。

虫歯で口臭がきつくなることはありますか?

虫歯になった箇所は、健康な歯に比べて汚れやプラークが溜まりやすく、口臭が強くなることがあります。
歯周病などの他の口腔トラブル、内臓の病気などでも、口臭は強くなることがあります。何らかの病気のサインと考え、早めに相談することをおすすめします。

知識、記録を役立てる

お口や身体の健康に関する知識を得て、ご自身の健康状態を知ったならば、今度はその知識をご自身のお身体に活かさなければなりません。
定期健診、正しいブラッシングの習慣づけ、生活習慣の改善など、患者さんに取り組んでいただけることはたくさんあります。特にどういったところに気をつければ良いかは、当院がアドバイスさせていただきますので、症状の有無にかかわらず、「気になるところがある」という段階で、お気軽にご相談ください。

歯周病治療

歯周病の症状、進行について

症状

歯周病は、ほとんど症状なく進行します。そのため、以下のような症状がすでに表れている場合には、すぐにご相談ください。

  • 歯ぐきが腫れている
  • 歯ぐきが全体的に赤くなっている
  • 歯ぐきから出血している
  • 歯ぐきから膿のようなものが出ている
  • 朝起きたとき、口の中が粘ついている
  • 硬いものを噛めなくなった、噛むのが怖い
  • 指で歯を触ったときに揺れる(動揺)
  • 歯ぐきが下がって歯が長く見える
  • 口臭が気になる、指摘された
進行

歯周病は、歯ぐきのみ炎症を起こしている「歯肉炎」から、顎の骨を溶かし始める「歯周炎」へと進行していきます。
健康な歯ぐきとどのように違うのか、ご紹介します。

歯周病

健康な歯ぐき
  • 薄いピンク色をしています。
  • 歯ぐきに弾力があり、歯間にもしっかり(富士山のように)食い込んでいます。
  • 通常時はもちろん、歯を磨いたときにも出血しません。
歯肉炎
  • 濃い赤色をしています。
  • 歯間の歯ぐきの先端が、丸みを帯びています。
  • プラークが溜まりやすくなります。
  • 歯磨きのときに出血することがあります。
歯周炎
  • 赤紫色をしています。
  • 歯間の歯ぐきが腫れぼったくなります。
  • 歯ぐきが下がり、歯間が広がったように、歯が長くなったように見えます。
  • 食べ物が詰まりやすくなります。
  • 歯周ポケットが深くなります。

歯周病の本当の怖さ

歯周病は、放置すると最終的には歯が抜け落ちる、保存がきかなくなる病気です。これは、虫歯も同じですね。
虫歯と違うのは、「症状なく進行する」こと、そして「他の病気と関係している」点です。

症状なく進行する

歯周病は、ほとんど症状なく進行します。
中でも、お口の中を観察せずに気づくきっかけとなる「痛み」は、最後まで現れないことも少なくありません。このため、発見・受診が遅れがちです。歯周病が「静かな病気」(サイレント・ディジーズ)と呼ばれる所以です。
ですので、症状が現れてから歯科医院を受診するとなると、多くの場合、かなり進行していることになります。進行するほど、治療は難しく、治療にかかる時間も長くなります。
定期健診に通っている方は指摘があるでしょうが、そうでない方にとって、“初期のうちに気づいて受診する”というのは難しい現状にあります。
受診して歯周病と診断されなかったとしても、歯周病の予防のために歯のクリーニングや歯石取りなどを受けることができます。また、今後注意していく点もご説明いたします。“治療”が必要なかったから無駄足だった、ということは絶対にありません。
定期健診に通っていない方、30代以上の方は、ぜひ一度、歯周病のチェックにお越しください。

体の病気と関係している

歯周病は、さまざまな疾患と関係しています。35歳以上の国民の約80%が歯周病と言われる現代において、この関係を無視することはできません。

歯周病と糖尿病

歯周病患者の血中では、サイトカインと呼ばれる物質が増加します。このサイトカインが、血糖値をコントロールしてくれるはずのインスリンの働きを阻害し、糖尿病を悪化させると言われています。
逆に、歯周病を治療することで、糖尿病を改善させる事も期待できます。

歯周病とメタボリックシンドローム

国内で行われたある調査によって、歯周病がメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と深く関係していることが指摘されました。
メタボリックシンドロームは、高血圧、高血糖、脂質異常症を併発するリスクが高い、あるいはすでに併発している状態です。歯周病を予防することは、これらの生活習慣病を予防することにもなります。
なお、生活習慣病全般のリスク因子である肥満の解消のために「規則正しい生活」「しっかりとした咀嚼」「間食を避けること」に取り組めば、歯周病の改善効果が期待できます。

歯周病と心筋梗塞、脳梗塞

心筋梗塞と脳梗塞、どちらも血管が詰まってしまう病気であり、ときに命を脅かす危険性を持っています。
血管が詰まる原因として、血管が狭くなったり硬くなる「動脈硬化」が挙げられます。この動脈硬化を起こした血管から、歯周病菌が発見されるケースが国内外で相次いでおり、その関係性の有無が現在もなお研究されている状況です。
特に国内の専門家の間では、歯周病が動脈硬化、そして心筋梗塞や脳梗塞の発症に影響を及ぼしているのではないかというのが、一般的な共通認識とされています。

歯周病を早期に発見するためには

歯周病は、「静かな病気」(サイレント・ディジーズ)と呼ばれるように、ほとんど症状なく進行します。

では、その“静かな足音”をどのようにしてききとればいいのでしょうか。実際には、一般の方が初期の歯周病に気づくことは、ほぼ不可能と言えます。そもそも、歯科医院でもきちんと「歯周病検査」というものを実施してから診断します。

目に見える初期症状がない、検査が必要となれば、「症状がないうちから歯科医院で診てもらう他ない」というのが、結論となります。

患者さんにとっては、お金がかかる、手間がかかる、ということになってしまいますが…。ただ、後々の進行した歯周病の治療にかかるお金、時間と比べれば、安いもの、簡単なもの、とも言えます。そして何より最後には、“健康なお口”を長く残せることになりますので、早期受診、定期健診は、はっきりとおすすめできます。

歯周病の治療方法について

ブラッシング指導(TBI)

歯周病の進行の程度にかかわらず、お口の健康を維持・向上させるためにはブラッシングを改善する必要があります。

患者さんの状態によって指導内容は異なりますが、鉛筆持ちで歯ブラシを持つ、小刻みに動かす、1本ずつ磨くつもりで丁寧に、といったことが基本です。また、デンタルフロスや洗口剤などの使用方法もご説明いたします。

プラーク、歯石除去

プラークは歯ブラシで取り除くことができますが、ほとんどの患者さんに磨き残しがあります。また、プラークが固まった状態である歯石は、歯ブラシでは取り除くことができません。
歯科医院にある特殊な器具を用いて、徹底的に取り除きます。

外科的治療

ブラッシング指導、プラークや歯石の除去を行い、一定期間後に再度歯周病検査を行います。
その結果次第では、フラップオペ(外科的治療)が必要になります。フラップオペでは、深くなった歯周ポケットを歯ぐきの切開によって開放し、歯の根にこびりついたプラーク・歯石を直接的に取り除き、縫合します。
また、歯周再生療法(エムドゲイン、リグロス、GTR法)などを行うこともあります。

歯周病にならないための予防策

繰り返しとなりますが、歯周病の予防のためには、症状のないうちから受診することが大切です。プラークや歯石を取り除いてもらい、ブラッシング指導を受けましょう。
それ以外で、患者さんに気をつけていただきたいのは、以下の点です。

歯並び

歯並びが悪いと、磨き残しが多くなります。プラーク・歯石が溜まる原因となりますので、歯並びが悪い方は特に注意してください。
歯並びの乱れは、歯周病だけでなく、虫歯など他の口腔トラブルの原因にもなります。矯正治療のご検討をおすすめします。

口呼吸

本来私たち哺乳類は、鼻で呼吸することを前提とした身体の機能・構造を持っています。鼻呼吸ではなく、口呼吸が習慣化すると、口腔内が乾きやすくなり、唾液の働きが弱まります。歯周病、虫歯の発症・悪化の原因となります。

歯ぎしり

寝ている間に、場合によっては歯が破折するような強い力で上下の歯を擦り合わせるのが、歯ぎしりです。
歯だけでなく、歯ぐきや顎の骨にまで過剰な力が加わり、歯周病を進行させる原因となります。

喫煙習慣

ニコチンは歯ぐきの血管を収縮させ、歯ぐきの血行を阻害します。一酸化炭素による歯周組織の酸素不足も相まって、歯ぐきのうっ血状態にさせます。このことが、歯周病の悪化を招きます。

食生活

バランスの良い食事を摂ることで、お口・全身の健康を維持しましょう。特に糖分過多の食生活は、虫歯・歯周病といったお口のトラブルだけでなく、生活習慣病にもつながります。

妊娠中の歯周病について

妊娠中の患者さんへ

妊娠中は、さまざまな理由により、歯周病や虫歯が起こりやすい、悪化しやすい時期です。

症状に気づいたときには、体調面と相談しながら、できるだけ早くご相談ください。また、受診の際には必ず、妊娠中であることをお伝えください。

お母さん、お腹の赤ちゃんの健康に配慮した診療をいたします。

妊娠を希望されている患者さんへ

妊娠中も母子に影響のない範囲での歯科治療は可能ですが、仮に“影響がない検査・治療”であっても、お母さんにとってはご不安なこともあるかと思われます。
できれば妊娠前に、歯周病を含めたお口の健康チェックにいらしてください。

早産・低体重児出産との関係

歯周病の妊婦さんは、そうでない妊婦さんと比べ、早産・低体重児出産になる確率が7倍になると言われています。
赤ちゃん、そしてお母さんの健康のためにも、歯周病の予防・治療は大切なことです。

妊娠中に歯周病が起こりやすい・悪化しやすい理由
ホルモンバランスの変化

ホルモンバランスの変化により、炎症が悪化しやすくなっています。歯肉炎、歯周炎と進行する前に、治療を開始する必要があります。

つわりなどによるオーラルケアの不足

つわりなどで気分が悪いと、ブラッシングを含めたオーラルケアが不足しがちになります。水で口をゆすぐだけでも洗浄効果はありますので、食後に何もしない、ということはできるだけ避けましょう。

食事回数の増加による歯周病菌の増加

食事回数、糖分の摂取量が多くなるほど、プラークも溜まりやすくなり、虫歯・歯周病リスクが高まります。

妊娠中の歯周病の発症・悪化を防ぐために

体調が良いときに歯を磨きましょう

つわりで辛い時間帯は口をゆすぐ程度に留め、気分が良い時間にしっかりと歯を磨きましょう。ヘッドの小さな歯ブラシを使ったり、歯磨き粉をつけずに歯を磨くと、「オエッ」となりにくいようです。

お口の乾燥を防ぐ

口の中の乾燥は、細菌が繁殖しやすく、また気分が悪くなる方もいらっしゃいます。
こまめに水分を摂取する、唾液が出るようによく噛む、キシリトールガムを噛むなどして、お口を乾燥から守りましょう。
※糖分を多く含む飲み物は、できるだけ避けましょう。

歯科医院でプラーク・歯石を除去してもらう

妊娠中に限らず言えることですが、定期的に歯科医院を受診し、歯周病の原因となるプラークやその増殖の温床となる歯石を、しっかりと取ってもらいましょう。

予防歯科

子供の予防歯科

 お子さんが泣いてしまうことが心配な保護者さんへ

ブラッシング指導「子供が泣いて迷惑をかけたら…」と心配される保護者さんがいらっしゃいますが、その心配は無用です。
知らない場所で、知らない人がお口の中を覗こうとするのですから、最初はお子さんがこわがったり、泣いてしまっても、ある意味仕方のないことです。保護者さんも温かい目で見守ってあげてください。
また、当院では急を要する治療以外で、押さえつけたりすることは絶対にありません。チェアに座る、衛生士と喋る、お口を開ける練習をする、といったところからスタートします。根気強くコミュニケーションをとっていくと、お子さんも徐々に気持ちがほぐれ、協力してくれるようになります。
特に初診のお子さんには、「歯医者さんってこわくないんだな」と認識していただくことも目的のうちの一つだというのが、当院の考えです。

「初めての歯医者さん体験」は、予防歯科で

予防歯科は、基本的に虫歯治療より「こわくない」「痛くない」ことをしますので、お子さんの初めての歯医者さん体験にはうってつけです。
以下の予防メニューをご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。

フッ素塗布について

フッ素を歯に直接塗って、再石灰化を促します。乳歯が生え始めたお子さんから、どなたでも安全に受けていただける予防処置です。フッ素塗布の効果は数カ月持続しますので、定期的に受けることをおすすめします。

フッ素塗布(虫歯の予防)の流れ
  1. 衛生士が、歯ブラシでよく歯を磨きます。
  2. フッ素を上の歯、下の歯と塗っていきます。
  3. 最後に全体を見て、塗り残しがないかをチェックします。その後、30分ほどは何も口にしないでおいてください。
 シーラントについて

汚れの溜まりやすい、ブラッシングのしにくい歯の溝を、予めシーラント剤によって埋めておくことで、虫歯を予防する処置です。歯を削ることはありません。

 シーラント(虫歯の予防)の流れ
  1. 歯ブラシでしっかりと磨き、溝をきれいにします。
  2. レーザーを照射し、歯の表面を強化します。
  3. シーラント剤を接着するお薬をつけます。
  4. 溝の形状に合わせて、丁寧につけていきます。
  5. シーラント剤を流し込みます。
  6. 専用の機器によって光を当て、シーラント剤を固めます。
  7. シーラントの完了です。

ご自身のお口に合った、正しい歯磨きができているかをチェックします。歯磨きのレベルは数値でご覧いただけ、定期健診の度の改善を目指します。
“永久歯の虫歯ゼロ”を達成するため、タイミングを見計らって、予防処置を行うことがあります。そのため、必ず定期健診にお越しいただくようお願いします。
定期健診の間隔は基本的に6カ月ごとですが、お口の状態や歯磨きのレベルによって、間隔が長くなったり短くなったりします。

大人の予防歯科

積極的な予防により、自然な形で、強く・きれいな歯を残しましょう

診察「予防歯科」は、未だ「治療を真面目に受ける人が、プラスアルファとして取り組むもの」と考えられているようです。
この考え方は、間違いと言わざるを得ません。本来予防歯科は「誰もが積極的に取り組むべきもの」であり、治療は「予防歯科で防げなかったダメージを最小限に抑えるために行うもの」であるはずです。

歯に空いた大きな穴を再生させたり、溶けてしまった顎の骨を完全に元通りにすることはできません。虫歯や歯周病に対して、正しい治療を行ったとしても、少しずつ、お口の健康は損なわれてしまっているのです。
予防歯科に積極的に取り組むことで、生まれ持った歯を、削ったり詰め物をしたりすることなく、自然な形で残すことができます。そうして残された天然歯は、どんな人工素材よりもお口に馴染み、機能してくれます。
正しいホームケアと丁寧なプロケアで、虫歯・歯周病、お口のトラブルを未然に防ぎ、お口と身体の健康を守りましょう。

専門的な技術が活きた質の高いクリーニング「PMTC」

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は、歯科医院で行われる専門的なクリーニングです。
表面的な着色に加え、ブラッシングでは取り除けない、粘り気の強いバイオフィルムを除去することができます。しがデンタルクリニックでは、リナメルと呼ばれる歯の再石灰化を促進するクリーニング剤を使用しております。リナメルは、“着色汚れを落とす作用”と“歯面を修復する作用”を兼ね備えておりますので、虫歯・歯周病予防に高い効果が期待できます。
処置後は、お口の中が爽快に、歯面はツルツルに仕上がります。

歯質を強化し虫歯になりにくい歯をつくる「フッ素塗布」

高濃度のフッ素を、歯に直接塗布し、歯質を強化します。歯の再石灰化を促し、虫歯予防に効果的です。
フッ素塗布は、歯が生え始めたばかりのお子さんでも安全に受けていただける予防処置です。
数カ月ごとにフッ素塗布を行うことで、より効果が高まります。

お口の健康をトータルにチェックできる「定期健診」

お口の健康を損なうのは、虫歯や歯周病だけではありません。歯並びや咬み合わせ、親知らずの状態など、総合的に、定期的に見てもらうことで、さまざまなリスクを回避できます。
また、当院ではお一人お一人に合ったブラッシング指導も行っております。ホームケアの質を向上させていけば、次回の健診の際にはより良い状態でお越しいただけますので、治療が必要になるケースも減っていきます。

「歯周病=静かな病気」だからこそ予防に意味があります

歯周病も、正しいホームケアと丁寧なプロケアで、予防することが可能です。
ただ、大切なのは、ホームケアもプロケアのどちらが欠けても成り立たない、という点です。「毎日しっかり磨いていて歯も痛くならないから、何年も歯医者に行っていない」という方がときどきいらっしゃいますが、この場合はプロケアが欠けていることになります。
歯周病は「静かな病気」です。自覚症状がなくとも、虫歯がなくとも、歯周病が進行しているということは珍しくありません。
誰でも必ず磨き残しがあります。プラークはいつの間にか蓄積し、歯石となります。歯石になると、ホームケアでは取り除けません。
ホームケアもプロケアも、習慣化すればそれほどご負担になることはありません。時間、手間、費用を要することではありますが、歯周病になってしまったときに治療にかかる時間、手間、費用のことを考えれば、絶対に無駄にはなりません。そして何より、健康なお口が残ります。
虫歯や歯周病をはじめとするさまざまな口腔トラブルを予防し、きれいな歯を、健康に、長く維持しましょう。